オンラインアジール作りとヒーリング

認知科学や能力開発を使いつつ、内部表現書き換えやってます。

飛脚の平均時速は41キロ以上

現在のマラソンの世界記録は平均時速20キロくらい。

 

「ヒトは地上最速の動物だった」によれば、飛脚の平均時速は41〜66キロという推測になっている。この本では、竹斎を元にして語られているが、同様の似たエピソードは甲野善紀さんや忍術系統の本にも複数出てきている(矢野千里、竹川竹斎、二曲輪猪助、柏原、野口源蔵宣政、足立平陸、なんとか源兵衛などなど)

各種エピソードを統合して考えても、現在よりもすば抜けた運動能力を持っていたことは間違いない。

 

時速100キロ以上は無理があるとしても、時速20、30キロ程度ではおかしい距離を走っているわけで(時速20キロくらいだと、竹斎の例だと1日に15時間以上走る計算になる、これは確かに現実的ではない。)

千日回峰行や木村政彦のトレーニングや特殊部隊などと絡めて、変性意識の議論に繋げるのであえば、3日ぶっとうし系のパターンも考えていいかもしれない。でも昔であれば暗闇とかどうするの?と思う。

 

また反発が強いコンクリートやタータンで走っているわけではないので、そこらへんも加味すれば、とんでもない走りだったと推測できる。

上に「運動能力」と書いたが、これは現代の「運動神経がいい」というイメージとは異なる(鉄山先生の祖父の居合の速さや、松林無雲の川のエピソードなども同様。高岡理論でいうフリーの世界と思う。そもそもビシバシ動いてない。)

 

現代剣道ではない動きの一例


黒田鉄山 0.1秒の抜刀 神速の民弥流居合術 Kuroda Tetsuzan

 


2019年『侍映画』始動!-TRIPLE CROWN SAMURAI MOVIE PROJECT-

 

このビシバシじゃない方が疲れない上に、速い・・・という世界が間違いなくあった。

飛脚の平均時速は少なくとも、今のマラソンの世界記録を超える時速41キロ以上はあったと思う。それでも1日に8時間のペースで割と長時間走るわけだが。

今のマラソンは走りの最高峰でもなんでもない。当然、スプリントも同様だと思ってる(昔はスプリント競技というニーズはなかった。)