草の根活動について。
他人と繰り返しの対話もそうだし(クライアントの接し方)、地方をまわるのもそうだけど(山本太郎とか見てて)、この骨が折れる作業を平然とやらないと、人は伸びないんじゃないか。
人は伸びないというのは、自分も他人も。どっちものこと。
・桜井章一さんが「よし、こいつのために新聞配達を」というエピソード。それを何年も続ける
・指原の態度
・山本太郎の態度
などを見ていても、自己犠牲の上だけに成り立っているものではない。「母性という神話」という本がある(まだ読んでない。フェミ系に度々引用されてるので、今度読んでみる本。)
いわゆる女性には母性がもともと備わっているという神話について書いてある模様。
「子供に尽くせるのは母性があるから、愛情があるから」という思って他人を見てしまうのは非常にズレてる。
これはwant toがズレている現象と似ているんじゃないか。
want toでいい、というと往往にして「情弱がひっかかりそうな、楽で、楽しいだけ」みたいなイメージの方向にとっつく(自分にも心当たりがある。)
苦痛を苦痛と思わないもの・・・というより、苦痛を苦痛としてキチンと正面から受け入れる、ということなんだろうか。
「困難に遭遇する」ことと、自分から「困難」に向かっていくこととは違う、ということを桜井さんが仰っていたが・・・。
自分の中で思い当たるのはFEくらい。何度やっても苦痛(失敗)しかないが、面白いw
話戻して。草の根。
例えば科学的に信憑性のある「こうすりゃ健康になる」みたいな論を、いきなり結論だけぶつけるような真似をしても無理で、繰り返し繰り返し何度も人には説明する必要がある。そしてあるときにスッと脳に入る。
いきなり「これやっときゃいいじゃん」というそんなゴリゴリの合理的な考え+結論は、相手の抽象度をあげない。
自分の中で特に気になること
・男女の分断
・年齢の分断
・国籍での分断
・健常者/異常者での分断
ALSの船後さんを見ていても、きっちり頭脳労働している。今は物理労働ではなく、情報生産性をあげて付加価値をつけて、という時代。この分断が邪魔をして新しい発想が邪魔をしているのではないか。
マツコさんなどのマイノリティもそうだし、ある意味、ラベリングされていなければ、この世の全員がある意味マイノリティであることがわかるわけで、
男は男で、しかも同年代で固まって意見を出し合うのは完全に危ない。男のためになってない。
潜在的には女性に対する恐怖、外人に対する恐怖、障害者に対する恐怖でいっぱいなだけで、慣れてみればなんてことはないと思う、まだ自分自身わからないけど。優秀な外人が日本に来て、ヘトヘトになるまでロボット的な労働をさせている現状は、生産性のかけらもない。