英語の文章や楽譜を見るときを、上級者ほど複数の単語を一気に見ます。一つ一つで捉えているより、チャンク(フレーム)が普通の人より大きいということです。
これはもっと単純に言えて、例えば
永野晋太郎
という文字を見て一文字一文字追っているわけではありません。
読書をしているとき、目線が文字を見ていますが、
「今日は非常に暖かい日で、気持ち良かった。」も、このようにパパッパパと読む(見る)はずです。「今」「日」「は」・・・などと読まないはずです。
速読で共通しているのは「音声化すると遅くなるとやめた方がいい」というもの。学校教育を長年やっていると割と一文字一文字おいつつ読んでしまいますね。ここらへんは視野の講座でもとりあげますが。
単純にいうと癖です。
僕が読むときも、例えば知らない文字がでてきたり、読んでも「んー?」と思うところは普通に音読したりしますが、それ以外の時はする必要がありません。ぱっぱっぱと処理できます。
この一かたまりを増やす、チャンクという考え方は他にも応用可能です。人間の身体なども同様で、グレインサイズの大きさということです。