オンラインアジール作りとヒーリング

認知科学や能力開発を使いつつ、内部表現書き換えやってます。

親子関係改善と潜在意識教育(1)一念三千と内部表現

親子関係の見方・・・のその前に。

 


一念三千と内部表現〜アドラーもフロイトもある意味正しい

 

フロイト等のトラウマ理論からすれば、「過去~だったから、今がある」と考える。

アドラー心理学的にいうと「今の自分がこうだから過去はこう見える」ととれる。

これは両者どちらも正しい。

 

・この未来があるから、過去がこう見える。

・あの過去があったから、今がこう見える。

・今幸せだから、昔がこう見える。未来がこう見える。

 

全て双方向性で変わります。「超瞑想法」などの時間を逆から見るワークや、物の縁起を見るワークも同様です。見方は人の数だけある。NLPでいうリフレーミング。 

思うままに夢がかなう 超瞑想法

思うままに夢がかなう 超瞑想法

 

 

過去に思いっきりフォーカスしても未来は開ける場合はあります(”一見”ゴール理論からは反していますが)、結局、潜在意識サイドがどう感じるかがでかい。未来の記憶は過去の記憶に未来というレベルを貼り付けたものでしょう。

もっと簡潔に言ってしまえば「一念三千」、今過去現在全てが全て同時にあります。

 

 

どっかの因果を書き換えれば、全体が書き換わります。まるでこれは身体と同じで、腕を書き換えても全身(全抽象度)に影響がでます。抽象度の階層から考えればおかしいじゃんとツッコミを入れたくなりますが。ゲシュタルトということです。

 

ある部分がRゆらぎされれば、全体が書き換わります。トラウマ理論やアドラー心理学、どれかの間違っているわけではなく(というより実際は全てが片手落ちともいえ)実際は網目の数だけ見方があるわけで、どれも正しい。

 

どの療法でも治せるわけです、この点は、ダイエット法と似ています。なんらかでRゆらぎが聞けば、痩せます。ダイエットは食事量と運動で改善すればいいだけの話で、大抵はそれをできない心理的な要因です。なんらかの手法で当人にそのWantを刺激してあげればそれだけで痩せます。

 

アンカーの性質はトラウマと似ている。トラウマも場合によっては、意識に上がるだけで効果が大きく減少することがある。また意識上で解決させる方法もある。その技術のひとつには、第2章でも説明したとおり、リフレーミングとエリクソン派の学者が呼ぶものがある。 

(P141より引用 洗脳言論)

 

 

前置きが長かったけど、そろそろ本題。

未来は未来フレームとして作って、今現在の自分から「これ」に移れれば、みたいな考えだと失敗する。これは、現在は現在の記憶として、過去は過去の記憶として存在した”まま”であるといったイメージです。

これに対して、あるときから説明を変えています。そうではなく物語で考えろ、と。

 

Aという物語(過去ー今ー未来)

Bという物語(過去ー今ー未来)

AからBへのワープ。

 

「ごとワープ」感

 

伝わってるかな汗

 

今の記憶から未来の自分の姿(記憶、フレーム)へワープする

 

といったイメージから

 

 

Aという物語(過去ー今ー未来)

Bという物語(過去ー今ー未来)

 

への考え方を変えてみてほしい。

 


いわば人間は「過去⇄現在⇄未来」という一大内部表現をどかーんと持っている。

 

“一つ”のストーリーということ。一つというのがポイント、過去というゲシュタルト記憶一つと、未来というゲシュタルト記憶一つといったイメージじゃなく。全体的に揺れ動かす。

トラウマ治療でも治るし、今を見つめ直すことでも治るし、どういった観点からもやっぱり治っている人はいる(治っていない人もいる。

どこから糸口を得て、全体が書き換わるかが問題。