まず一番に思ったのはベルセルクっぽい。
時系列からいうと、完全にベルセルクが後なんだけど。
読み終わって、これが5巻かい、という印象。
というわけで気分が向いてるので、最近読んだ(でいる)漫画をまとめ。
・マギ
・フェアリーテイル
・デビルマン
特にマギは良かった。
マギのシンドバットがやろうとしたのは縦を繋げるという流れ。これでも、どこかほころびがでてきてるのを匂わせ、それを最終巻付近で「縦と横を繋げる魔術で解決」という鮮やかさ。俺が10代の頃にはアリババみたいな奴には魅力を感じなかったけど、今見ると一番イイ能力を持っているようにも見える。
デビルマンの最後とか、ベルセルクのゴットハンドとか、ワンピースの海軍ー天竜人ー「?」あたりも、情報であれ物理であれ「ヒエラルキー、分断、植民地政策、中で争わせる」みたいなのは鉄板くさい。漫画という架空を通して、どこかで無意識下では現実を見ている。まざまざと。AKBの総選挙を見て「社会の縮図だ」といいつつ見てしまうような感じか(?)
どの漫画も、解決(?)に向かい際に仲間があるというのが面白い。
・ガッツーシールケとか。
・ルフィーその集団
・アラジンーアリババ
アラジンやアリババが、シンドバットを凄いと認めつつも、どこか違和感を感じているあの感じは見所の一つ。シンドバットが階層のてっぺんまでいく漫画であっても良かっとは思うけど。でもね。
縦の頂点をぶっ殺して、こきおろして、引き摺り下ろして、俺が次の王に(的)・・・な構図は、どこかモデルチェンジになってしまう。例えば「NHKをぶっ壊した」ところで、全体をまとう空気が前後で変わるのかどうか?という疑問も残る。相当できた奴が上にくれば気質は変わるとは思うけど。シンドバット自体も、アホな覇王とかではないし。
ガッツはグリフィスではダメだったし、飛鳥了には不動明でもダメで、アラジンはシンドバットではダメだった。
NARUTOのナルトはサスケというより自来也だったのだろうか。ナルトからすると、びゃくがん使うやつより、我愛羅の方が同調は深そうな感じ。こういった同様っぽい位置なのに、差が出る感じも面白い。
Helckのヘルクにはアン(弟ではなく)
地獄楽の主人公は、この物語内では嫁はんより佐切。
キーパーソン的な人間が、どの漫画にも描かれていて、そういうのを見抜くのも今後の自分の課題。
しかし蝕はすごすぎて描けないよねぇ。
落ちていた、いい記事
ゴジラとかウルトラマンとか今の俺が見たら、感じ方が違うのかなぁ。機会があったら見てみる。