回数等は足りているのにあるのにGP外れた泣
以下、ウーバイーツ(UberEats)エピソード (実話)盛り合わせ。
ピックアップ編(料理を配達員が店にとりにいく)
1 店員、外人多っ!。
日本、外人多すぎ。移民大大国まっしぐら。京都より東京で、よりこの傾向と感じた。
2 脅威のマクド率
マクドの注文数はすごい。ファーストフードの中でもダントツ。タワマン勢にも大人気。
3 「マクドのバイトの大半が外人で、全然まわってない」に遭遇
1と2の合わせ技。こんなにも外人に助けてもらって回っているとは気づかなんだ。
4 投げやりな包装1"ラップ1枚"
出来上がった料理を、プラスチックの器+ラップ1枚にて包装している店舗から預かる。
(※無事に運べました。)
5 投げやりな包装2"ドリンクホルダー"
ドリンク類の下部に
みたいなやつがついてない。今はマクドでもコーヒー店でもバーガー系のドリンク類出すとき、大体どの店でも付いているが、ないところはない。これに後述するロンピが重なるとどうしてもこぼれちゃう。
新規参入の店が前は↑なしだったのに、何ヶ月後に行くと、ちゃんと付けてることも。店の試行錯誤が見れるのは面白い。
6 UberEatsだけ評価が極端に低いカレー屋
何ヶ月も前、スープカレーを運ぶ→こぼす→お客さんにごめんなさい
という事案が発生。「割と気をつけていても、こぼれちゃうな」などとその時は反省。後日、注文アプリをパラパラみてたら、その店の点数が極端に低かった。気になってRettyや食べログで調べると、むしろ平均より高いくらい。
多分、これ、俺以外の配達員もドカドカこぼしてるのではないだろうか。それが店の評価に響いてる。
最近は、ルーとごはんを別にしている店舗もちらほら。それでなくとも容器とか気をつけてくれているところも多い。できるだけの対処を99%の店はしてくれている。
色々経験を積んだ今、「店の包装の対処が悪い」と思ったときは、問答無用で「店が悪ぃや」で結論づけている。
配達編(料理もらって、お客さんに届けるまで)
7 受け取るとき外人は、日本人よりフレンドリー傾向
笑顔が多い。日本人は神経質。
8 タワマンクソウザい
裏口にいって、名前書いて、入館証もらって、エレベーターからお客までいって、同じルートを帰ってくる(そして迷う。)
9 タワマンエレベーターがクソみたいに長いときあり(東京で経験)
居合わせた運送系の人が「このエレベーターでどれだけ時間を潰したかw」と話してた。設計段階でなんとかならなかったのかと思うような異常なエレベーター。馬鹿でかい需要(マンションの規模)に対して、エレベーター一台でまかなう鬼の所業。くるのに何十分と待たされる。その上、中は自分一人ではない。出るまでの時間かかる。
10 日本にはいろんなマンションがある(迷路編)
普通は1階から8階までのマンションであれば、1~8までいけるエレベーターがあるが、101~301、102~302みたいな感じで、縦にはつながっているけど、横ではつながっていないところも多い。
これの派生版として、
・101~107と、108から110までは、別ルート。
・30階にいくには、1階から18階→18階で乗り換えて→18階から30階に、みたいな乗り継ぎパターン。
・A棟、B棟、C棟、D棟あって行き来がめちゃくちゃわからんマンション
・もっと難しいものとして
101、102、103、105、106
201、202、203、205
301、302、303
401、402、403
501、502
みたいな感じで部屋があった上で
「101ー202ー303」みたいにつながっているマンション。201からいけば、301につながっていると思いきや、そこでは途切れてる。501にいくためのルートは一つしかなく、501と502は同様のルートではいけない構造。
1階にいる段階では、どうやっていったらいいかわからない。エレベーターもない。超特殊マンション。
ピッコロが魔人ブウ案内したときの「こうしないといけんのだ」を思い出すレベル。
11 古いマンションだと、エレベーターなしのマンション多し
5階でないと何気に辛い。
調べてみると、規則的なものはあるが、古い家だとそうもいかないらしい。
なお、前述の指針は95年に定められたものですから、これ以前に建設されたマンションなどは6階でもエレベーターがないという場合もあると思います。
12 客の住所未入力多い
多い。完全未入力の場合と、注文用のUberEatsアプリが使いにくいので、入力欄間違えというパターンが混在している模様。
13 外人さんが住所を英語だけで書いてる
たまにある。しょうがないけど。
14 公園で受け取り待ち→客「ホントに来たwwww」
公園受け取り。客もおそるおそる頼んでいるのか、「本当にきたよ!w」と謎のプチ感動ムード。これができるのはいいところ。
15 ホテルで受け取り
これも中々多い。自由さがウーバーの売り。
16 ロングピック最悪
自転車だと何キロ以内、原付だと何キロ以内と規定で決まっているらしい。が、しかし京都では最近、この範囲が拡大。ロングばっかり飛んできて聞いたことない土地にぶっ飛ぶ。おかげで見知らぬ土地を知れて、ラッキー(?)だけど・・・。
このあたりのシステムの変更が、時間通りに料理を運びにくい一つの要因。
ロードバイクで30分かかるところは、おそらくママチャリで40分以上かかる。麺類確実死亡案件。
17 ダブル真逆
みんな書いてる「ダブル真逆」を説明。
ダブルとは「一つの店舗から、客2件分をもらっといて、A宅行ってから、B宅へ向かう。」こと。
B宅へ向かうのに時間がかかり、客がピリついていることが多い。
そのためなるべくダブルは避けたいのが配達員の心情。
で、A宅とB宅が同じ方向であればいいんだけど、方向が真逆の場合がある。
この場合、A宅行ってから、またまた来た道を逆走し、B宅に向かう・・・という流れ。
ダブルが曲者の上に、この真逆ダブルは曲者中の曲者。
その上、注文者アプリからは(アプリの神アップデートにより)、1件目の配達中にも「今、配達員があなたの家に向かっています」という風に出ているらしい(※UberEatsでは配達員が今、どこにいるか、注文者は確認が可能。)
2件目の客は、自分が2件目の客にされていることなんて知りようがない。店を出たらまっすぐ自分のところに来てくれると思ってる。
この仕様のため、2件目の客は、配達員が自分の家からどんどん遠ざかっているのをアプリ上で見るので、気分が悪くなるといった流れ。
こんなもんプログラム変えればなんとかなるだろ・・・と思うが、流石の安定Uberクオリティ。全然直らなかったので、それ以来、ダブルは断っている。今も直っているのかどうかは不明。
18 表示時間に絶対間に合わない。
注文アプリからは「配達予定時間」が出るけど、間に合うのに無理なことが多い。人間諦めが肝心。
19 最速で到着のはずが→客「なんでこんな遅いの?」
僕にもよくわかりません。
補足:
例えば、店舗が忙しくて作るの遅れる+上述真逆ダブル+1件目がタワマン+1件目のお客さんがインターホンでてこない等のトラブルあり(割とある)・・・が重なると、最悪、ちゃんとやっているのに予定時刻の1時間は遅れる。
こういうことは、京都で配達してからだいぶゼロに近づいてきた。
20 ラーメン配達に30分
麺類の配達は多い。つけ麺ならまだしも、普通のラーメン屋。どう考えても伸びると思うんだけど、茹で方を変えたりしている店もあるらしい。昔からラーメン屋の出前ってあるけど、よく考えたらすごい。
21 ヤマト運輸等を尊敬をするようになる。
アマゾンがこれだけ普及する流れの中、おそらく、行っても不在で再配達をお願いやら、理不尽な客やら、その他もろもろの問題で、ボッコボコに言われていたと思う。
俺ら配達員は店に簡単にブーブー言ってるけど、正社員としてガッチリちゃんと働いている人は、それらの問題を業務として文句たれず頑張っていた。すごい。
でも、↑これはこれで正解と思う。社会人としては不正解だけど、人間としてはこの方が自然。
22 真隣のマンションに配達
おそらく長くやっている配達員は誰でも経験する。
下に行って買いに行くのもめんどくさいという心理は正直わかる。
23 真隣のマンションに配達(主婦編)
またこんな最短距離?と思ったら、子供抱えた忙しそうなお母さんが出てきた。
確かにそりゃ頼んだら便利だわ、と納得。UberEatsは主婦・主夫の味方(?)
24 現金払い多すぎ。
UberEatsはスマホ持ってないと注文できない。つまり、年配の方(60代以上)の注文はほとんどない。高くて50代。注文者層は10代や20代も多い。しかしなぜか現金支払いが多い。
必ずしも年齢層が上の人がスマホ決済・クレカ決済を嫌がっているという構造、ではないということを知れた。
おそらく「先進国の中で日本がキャッシュレスが遅れる」は、ガチ。
注文内容編
25 40分待ってでもタピオカを飲みたい人間がいる。
タピオカ一つを30分配達。注文から考えるとおそらく40分以上は待つと思われる。
そこまでして飲みたいのか?!あれは店頭で並んで飲むからいいんじゃないの?!
そういや味がおいしいから飲んでいるってさっしーも言ってた。。。
(19分40秒〜)
26 ハンバーガー1個だけ注文する人間もいる
試しに注文してみよう精神と予想。
27 ケチャップ一つください。
説明不要
28 「紅生姜10個持ってきてください」
27の派生バージョン。牛丼に紅生姜10個入れてくれとのお願い。お客さんがどうしてもというので、一度、届けてから店に戻って紅生姜持って再度配達。
正直めんどくさかったが、店舗で、七味ドカドカかけたり紅生姜いっぱい載せる人っているし、それは問題ないんだから、これにも対処すべきかと思って対処した。
個人的にUberでは、こういう一人一人の対応が面白い。ちゃんと丁寧にやれば、客もわかってくれることが多い。
店舗編
29 無店舗経営がみれた
マンションの一室から配達。
人件費と固定費を削って、うまくやっている(多分)。
30 営業していないラーメン屋みたいなところからピックアップ
あるあるシリーズ。閉業したラーメン屋とか中華屋さんみたいな場所から、(1階が店で、2階とかが自分家みたいな感じ)のところから配達。必ずしも実店舗でも営業している店がuberEatsで開業しているわけでもなし、ということ。
31 からあげ食えた、ケバブの肉食えた、水もらえた。
待ち時間に「どうぞ」と。優しい店は多い。
32 「他の店はどうやってるんですか?」「なんでこんなに早くくるの」等、店舗から質問がくることも
・ピザ屋や某どんぶりチェーンさんから「設定している時間より早くくるのは、なんででしょう?」「他の店でも到着してから、待つことはありますか?」
・弁当屋さんから、「今日初めてウーバーイーツ始めたんです。」→配達時の袋について聞かれる。
何回かこういうことがあると、店の人も初めて導入するサービスでわからないことが多いんだ、ってのがわかってくる。俺らは何十件と見るから比較できるけど、各店舗の店長さんは、比較がない。聞かれたら答える方式で、ペラペラ話すと意外にも好感触。
Uberサポート編
33 10分くらい待つ電話
「客ーuberー配達員ーuberー店」という感じで繋がれているので、トラブったときはuberにお電話するが、10分くらいつながらないことも。
34 2、3日間帰ってこないメール
質問があるときは運営さんにメールを送る。が、中々返信がこないことも多い。
仕事ができないやつほど返信が遅いってホリエモンが言ってた。
返信が早い人は仕事ができる!?ホリエモンが電話嫌いな理由とは【小橋賢児×堀江貴文】
35 メールは基本、定型文
↑の返信がきても、電化製品でいう「コンセントは差し込んでいましたか?」的なメールが返ってくる。
UberEatsアプリ編
※あくまで配達員用アプリのことです。
36 現在地点にピンが立っていないことがあった。
これは一番腹たった。
普通地図アプリには、↓のようにピンがたつ。あるとき、アプリをアップデートした際、現在地点のピンが完全に消えた。
アップデートしといて、これはない。上述のタワマンとかは正直、アトラクション的で楽しもうと思えば楽しめる。
が、これはない。
ありえない。
個人的に一番Uber関連でイラついた。
37 客は住所を入力しているけど、こちらからみると見えない。
例えば「京都市京都府京都町1-2-33 京都マンション405」
という長い住所のとき、一時期
京都市京都府京都町1-2-33 京都…
みたいな感じで、僕らのアプリからは最後の方が切れて見えないことがあった。「あぁタップしたら文字欄がニュっと出てくるやつか」と思ったら、全然そんなことなく、一件一件、こちらからいちいち住所確認の電話をしないといけない。ありえない。
38 安定の顔タップフリーズ
アプリの顔マーク(画像の右上)をタップすると、アカウントの画面が出るけど、これがよくフリーズする。
これが1年間まったく直ってない。ありえない。
39 現金OFFっても現金支払い案件とんでくる。
よくいわれるこれ。確かにきた。
40 アップデートが怖い。
「ウーバイーツ アップデート」でツイッター検索。
その他
41 配達員挨拶快感
基本、気持ちいい人が多い。コミュ障にも安心のUberEats
余談1 ウーバーという会社は赤字。
Eatsにしろタクシーにしろ、基本、俺らに金払わないといけない。
例えばEatsではウーバー側は、店から35%の手数料をとっている、結構とるな、って感じだけど、ぶっちゃけそれを加味してもそこまで儲かってるようには思えない。
推測1 自動運転待ち
タクシー→将来的に運転手いらない
Eats→AIとドローン。将来的には俺ら(配達員)いらない。
必ずこうなる。それもかなり近い将来。こうなったときに、サービスが有名であればあるほど、先行者利益をとれる。俺らに支払っている分がいらなくなる。今は赤字でもとりあえずサービスの繁栄が先なんだ精神でやっているという説。
推測2 個人情報をとってる。
ライン(LINE)と同じような噂。
余談2 店舗へ配達員へのフィードバックが返らないことが問題を生む
「1客から注文→2店舗→3配達員→4客へ届ける」
自分のところで配達員を雇う場合は、配達した人間からフィードバックがくる。すると上述の包装の問題等も把握しやすいが、配達員外注だと
「1→2→(あとはお任せ)」という感じで、このフィードバックループがまわらない。
なので改善しにくい、のかも。
まぁ将来的にはおそらくロボットとAIなので大丈夫だけど。
あとはできるだけUber側がうまく店舗と客と配達員をつないでいくといいんだけど、僕の実体感とニュースを見る限り、まったくそうなってない。
ようするにウーバー社側からすると、店舗と個人事業主に丸投げして、本音としては何もしたくない。責任はおいたくないということ。
余談3 ガチで二極化が進んでいる。
我々に中間層がいなくなることと連動して、付加価値をつけて高く売る飲食店と、ファーストフードのような大衆系、その間の店は全部潰れる・・・のを肌で感じる。
店構えや店員さん、立地、おそらく味も悪くないんだけど、あんま人来てないな、みたいなの割とある。この手の店はおそかれ早かれ潰れる。「何も悪いところはないけど特徴がない。」という差別化ができてない店舗は、いついってもガラガラ。
今後、「とりあえずウーバーイーツに参入してみました系」の店と、そうでない店は如実に差が出てくると思う。
タブレット借りて、容器代を用意すれば、簡単にUberへは店を出せる。自分のところで雇うというお金、バイク用意しないでいい、心理的障壁は少ない。
まとめ
アプリに関しては、絶対治らない。
多分、AIとドローンが導入されるまでUberEats配達トラブルは減らないと思う。
ウーバーに期待したら終わり。
でも、様々な店舗の内部を観れる。土地を知れる。社会経験と考えると相当いいサービス