オンラインアジール作りとヒーリング

認知科学や能力開発を使いつつ、内部表現書き換えやってます。

ウーバーイーツから社会を知るその2(レストランの生き残りについて)

ある時、マンションの一室から料理を配達したことがある。AIやロボットが進めば「無人店舗」、家賃等を考えると「無店舗経営」などの選択肢があるが、そこらへんの話。

人を雇えば人件費がかかり、場所を借りれば家賃・経費がかかる、普通にやっていても税金は高くなるから、前までのやり方をやっていては苦しくなる一方。ホリエモンなどもいっているように、今後、飲食店(だけじゃないけど)二極化が進むらしい。貧富の差はますます激しくなる。

 

付加価値をつけた「高級系」(WAGYUMAFIAみたな?)と、安い店の二極化。コンビニでは自動レジが加わったりしているが、今後はスーパーやコンビニ、牛丼屋チェーンなども全部自動化が進み、人もいずれはいなくなる。

(まるで気功技術のコモディティ化が進んで、ヒーラーが駆逐された流れを見ているようです( ̄ー ̄))

 

安売りという方向性はもう生き残れない。あとは個性。正直、ウーバーで配達していても「悪くないけど、何かパッと言える何かがある店か?」と言われれば微妙なラーメン屋とかは多い。ぶっちゃけどこも一緒じゃねーか、と。差別化ができてない。でも多分、味はうまい・・・。

差別化、個性、付加価値。ランチェスター戦略や藤村ナントカさんが言っているような方向性でないと厳しい、ということらしい。今は大丈夫だろうけど、そのうちポツンポツンと潰れていくと思う。

新版 安売りするな! 「価値」を売れ!

新版 安売りするな! 「価値」を売れ!

 

これも配達していると感じるが、儲けが厳しい店は、配達員に厳しいような気がする。単純に余裕がないというか。これは僕の実体感でしかないけど。1で書いた包装にしろ、配達員に対する気遣いにしろ、店の空気が支配しているところもあって、お金がない→店長+従業員が苦しい→余裕がないのが細部に出る、という流れがあるとみている。

 

削れるところは削る。そして付加価値をバーンとつける。そういうところが生き残れる。人手をもし雇うなら、ホスピタリティの方向、とか。

 

<以下、特にロボット化やAIについて。>

店にピックアップする際、待たされることも多いが、比較的チェーン店は早い。作業がルーティン化されており、不具合が起こりにくい。配達員からすると嬉しいが、よくよく考えると「ロボット化がうまい店をいい店」と思ってる。

今後は、ロボットとAIが導入される。いくら人が作業がテキパキできようが、ロボットには勝てない。

 

2020年、2021年と、どんどん今の流れが進むが、今の間に「ロボット化=良い=仕事ができる」というイメージを自分の中で脱却しないと、人生詰みそう。俺も配達時には、ロードバイクを漕ぐロボットになっているわけだけど。おそらく今しかできないのはこの仕事。