アートリップの可能性
先日こんな本を立ち読みしました。
芸術観賞をしながら、自分の感想や感じ方を言い合うというもの。それが認知症の改善などの効果が見られるとのことです。ホームページもありました。
このアートリップのポイントは答え合わせをしていない点です。
正解・不正解を恐れるように設計する日本の教室
これが受験のようなものであれば、出題に対して回答(正解・不正解)が存在します。
学生の頃、「間違ったことを言ったら恥ずかしい。言わないでおこう。」と思った経験はありませんか?
↑のような意識状態になると
・正解・不正解を恐れて、誰も手をあげなくなる。
・身体がこわばり緊張する。
といった反応が起こります。
例えば美術観賞も「この絵は現代美術では、どういう解釈をされていると思いますか?、正解者から抜けていき、最後まで残った不正解者は落第させます」みたいな空気感であれば、アートリップ的な効果は得られないでしょう。
抽象度をあげる方法としての雑談・対話
正解がない・あくまで自分の主観を言い合う、ある意味全員が正解の中やっていけるシステム、こういう場が脳の働きを良くするのではないでしょうか。
空気感としてはオープンダイアローグに似ているなぁ、と。
(↑過去の記事)
ただ相手とゆるく対談をする。議論ではなく対話・感覚としては雑談を行う。これによりリラックスして脳が働いた状態を内部表現(≒脳・心)に書き込むわけです。
まとめ
このほかにもまだまだ面白い可能性のある療法があります(動物や植物との触れ合い、など。)
というわけで、今後はこういう場を自分でも作れないかな?と試行錯誤していきます。
興味があれば以下、参加してみてください。Webから参加可能です。
・【Zoomイベント(5月4日)】ゆる体操・脱力・リラックス雑談室
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何のためにやっているのかわからない緊急事態宣言とうとう3回目。年2としても今年で4、来年2022年で6・・・とだんだん増えたりして汗。意味不明なマンボウに誰も喜ばない五輪。北朝鮮は不参加を表明、飛び込みのオーストラリア代表はボイコット。日本ではチーム利権ファーストが大活躍。
日本が変われるとしたら、どれだけ上の方がこうやってバカやってくれるかが鍵ともいえる。しかしこんな最中に日本人が一番興味ある話題は結婚・離婚という究極の持ちつ持たれつ関係(?)。自己責任論蔓延社会に菅さんが総理になっているのはある意味運命。