能力開発系統の本は著者の独自の用語で書かれてあることが多く、戸惑うことも多いです。そのため一見分野ごとでバラバラに見える技術や知識体系をどのように繋げるのか、が鍵になっていると考えています。
自分の場合は、それに苫米地理論をメインにまとめています。抽象度・臨場感・スコトーマetc…は概念的にもわかりやすく、人にも説明しやすい・自分でも理解しやすいです。
大抵どのワークでも
・Rゆらぎ
・脱力
・深い変性意識状態
・臨場感の向上(維持)
・抽象度を上げる、LUBをとる。
・スコトーマを外す
といった用語で捉え直すことが出来ます。
例えば「下腹部に気を入れて重心が安定した」という事例を考えてみます。
・下腹部に気を入れる
→内臓やお腹周りの筋肉が意識に上がる(Rゆらぎ)
→感覚が鋭敏化することにより、リラックスしやすくなる(脱力)
→リラックスして情報空間の臨場感が上がる(臨場感向上)
このように捉え直すことが可能です。
分野と分野をつなぐ作業は、とても骨の折れる作業なので、今後の課題でもあります。