「狂武蔵」、見てきた
狂武蔵、見終わりました。拓さんを初めてしったのが「RE:BORN(リボーン)」
坂口拓・斎藤工・大塚明夫共演!『RE:BORN リボーン』予告編
今作はリボーンより数年前に撮影された77分ワンカット映画。肩甲骨・肋骨を使ったウェイブはこの時にはまだありません。稲川先生に習う前ですね。しかしながら当時から(身体的に)格段にゆるんでいる拓さんの動きが延々見れます。
『狂武蔵』海外版 予告編!【 1人 vs 400人】"坂口拓"ロングインタビュー & 本編映像を一部解禁!!
以下、感想。
1 飽きる
いや、飽きるで。本当に延々と敵が切りかかってきます。それに対応する拓さん。予算と人の問題でしょうがないですが、延々と同じ人間が切りかかってきます。対応の仕方も素人目には同じに見え、いくらなんでも、流石に飽きる。
2 飽きてからの本番
が、しかし、「飽きたなー」と思っていても中盤くらい(?)から、変化が出てきました。拓さんはずっと延々動き続けるんですね。「なげぇなげぇ」と思いながら見てても。当たり前ですが。延々と、ただ対応し、動く。
その拓さんを見てると、流石に1人の人間がここまで動き続けることに感動してきました。特に門の辺りで長時間戦う辺りくらいからは、感動なんだか、虚無感なんだか、そういうのを感じつつ、見ていました。
フラッフラになりながらも、動き続ける。仮にこれがスポーツ、例えばボクシングであれば、途中で止められて終わりでしょう。
3 ラストはかっこよし。
ラストは現代拓さんがでてきて、さらに進化したアクションが見れます。本編からすると、一瞬の長さですが、それでもかっこいい。やっぱかっこいいです笑
まとめ
良くも悪くも本当にイカれてるんだな、というのが感想。Youtuberの拓さんだけを見てると、どう対処していいかわからないかも。
拓さん自信、この映画の撮影後、精神状態がボロボロになったらしいです。
「77分ワンカットワンシーンで、ルールなし。終わったあとは精神状態もボロボロになり、俳優を引退しました。それをプロデューサーや下村さん、山崎賢人さんが復活させてくれた」
俳優引退の時、人生で初めてのドン底だった。お袋に滅多に電話しない俺が相談した。「何をやって生きていくのか、もうわからないんだ」
— TAK∴ (坂口拓) (@tak_ninnin) 2018年5月13日
母「よく頑張ったね。早く帰って来なさい。」
その言葉でまだ此処にいる。
母の日にいつもの花を送ろう。 pic.twitter.com/lqcZg6cjEx
自分としては「感動した!」「面白かった!」「すごい動きがみれて楽しかった!」というような感想はまったく抱きませんでした。スポーツだと、素晴らしく動き続けるマラソン選手やボクサーを見て、虚無感は抱かないんですけどね。なんなんでしょう、これは。
「観るものに痛みを」(1分15秒↓)とはまさに。
【特報❷】共演 山﨑賢人 映画『狂武蔵』世界初 "77分ワンシーンワンカット" 【400人vs 1人】リアル剣術劇!!
というわけで、飽きてからが本番!の映画。完全に今までになかった映画でした。見て良かった。
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