リハビリがてら理論解説。脱力に取り組む際の話。
体感は人を騙す
例えばゆる体操をやったとしましょう。やったことにより・・・
・ゆるんだなぁ
・ゆるんでいないなぁ
大別して2パターンの体感が出てきます。これはめちゃくちゃわかりやすいですよね。でも人間の身体はそんなに単純じゃない。以下のような事例も加わります。
・ゆるんだから、硬さが浮かび上がってきて、体感としては硬く感じる。
・大して変わっていないが、顕在意識を強く使ってイメージをしたので、ゆるんだ(orリフレッシュされた)体感が強くなる。
こうなるとワケがわからなくなってきます。自分は自分を騙すわけです。
差分と体感
身体がゆるんだ状態が普通になれば、「ゆるんだ」体感はいずれ消えます。慣れるからです。例えば寒さ。寒さを感じるのは大体11月や12月ですよね。前まで暑かったから差分として意識に上がりやすいのはこの時期です、しかし実際に寒いのは1月や2月です。
昔よくヒーラー界隈で「臨場感=体感ではない」という話題になりました(なったか?w)、上記はここに関わる議論です。イメージトレーニングをうまくやるほど体感が強まるという勘違いをしてると、将来的に大きくこけます。
解決策。
体感は自分を騙すこと・差分と体感の問題、これらにはいくつか解決策があります。ここでは2つ紹介。
・一つ目は、たくさんパラメータを持つこと。例えば体感以外の点、ダイエットをしたいのであれば、毎日写メをとったり(意外に多く食べてます)、毎日体重計に乗り、客観的な数値をアテにしてください。
・二つ目は別の視点を持つことです。わかりやすいのは先生をつけること。スポーツの運動をしている姿を観察してもらって「君、意外と○○のような走り方してるよ」と指摘してもらってください。
以上の2点にしても、問題はたくさんありますが、今日はこの辺で。
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TPPの頃から言われてた国民皆保険の話がとうとう飛び出る。小池さんはお願いを続け、国民は不倫の話題に大忙し。マジで世紀末感。自分の身は自分で守らねば。