まだ言語化できない現代にある問題点。自分の感覚にかすっているものを一挙に羅列。
村本大輔氏
(★4分20秒〜 「賛成か反対か、立場ではなく言えない空気が問題」)
けれど、それによって彼らに対する思いがどの程度変わったかということには、疑問を抱いています。本当に変えなければならないのは、表面的な「言葉」ではなく、先ほどの「間」のような躊躇いを生んでしまう「思い」の方ですよね。
「僕がマイノリティ問題に口を出す理由」ウーマンラッシュアワー村本大輔 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
宮台真司氏
・言葉の自動機械化:言葉通りに捉え、何も考えないで行動すること。
・法の奴隷化:法律(言葉)こそが問題の根源であるかのようにふるまうこと。
安富歩氏
(★29分30秒〜)
「構造が現にそこに存在しているものという風に認識すると、通貨が問題なんだとか、学歴が問題なんだとか、○○が問題なんだっていうような感じで、○○が取り出せるようになる。
そこだけに意識を集中する。そうなると元のコミュニケーションの動きがどうでもよくなる。これをどうするんだ!ということだけに意識を集中する。これが近代におけるいろんな問題の議論の持っている性質。」
まとめ
現代では、
1 何かトラブルが起こる
2 国の法(orこの地方の条例orこの教室のルールetc...)こそが問題であるといった思考に陥る
3 それを解決しようと社会活動やストライキが起こる。
4 仮に解決しても同じことがまた繰り返される(教室のルールを変えてもイジメは起こる。政権を変えても同じことが起こる、など。)
といった流れになることが多い。人間のための法や社会システムが、いつの間にか法のための人間になっている。
人が主体・人の気持ちの方が主体・人と人が織りなすコミュニケーション自体が本質なのに、それを度外視し、法やルールを優先してしまっている。
井手上漠くんの本を読んだときに感じたことも、同質の問題(記事後半↓)
では、なぜそもそも法やルールや制度、それが問題だと思ってしまうのか?、生まれてきてから社会システム(資本主義システムなど)の再生産が完全に作動しており、自分がその中に組み込まれているから。それが普通だと思っているから。そこにホメオスタシス維持の原理が作動している。
正直、1回ぶっ壊すしかない。
というかコロナによってぶっ壊れるからその状況に適応するしかない。
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