ホメオスタシス同調とは、例えば同じ空間にいる人のあくびがうつったり、同じ寮に住む人の生理周期が一致したりすることを指す。
見かけ上わかりやすいホメオスタシス同調は前者の、相手と自分が同じしぐさをしていたり、相手と自分の呼吸のタイミングが合うことだ。
後者のシカゴ大学の研究が元となっている生理周期の一致の事例を考えてみたい。
例えば寮に20部屋あったとしたら、その20部屋の住人全員の寝る時間はバラバラだろう。ある時刻に感じている感情もバラバラだろう、Aさんは怒っていて、Bさんは泣いていて、などと。しかし生理周期は一致する、と。
何が言いたいのかというと、一言で「同調」といっても起こり方は多様である、ということだ。今感じている感情が同調する場合もあれば、1ヶ月周期の生体のリズムが合う場合もある。深いレイヤー(層)だけが同調するとか、あるいは当人同士の「この点なら」同調しやすいといった事もあるだろう。
ツイッターで書いた生物単位のホメオスタシスもあるかもしれない。
某アイドルの配信見てたら、「地震の前の日は決まって金縛りになる」という方の話が。こういうのはどういったカラクリ?、潮の満ち引きを身体で感じるとかの延長線かなと思う。
— 永野晋太郎(みら)@ubereats (@yurumeru) 2021年6月2日
17年周期で大量発生するセミ。https://t.co/NqsaujCpyA
— 永野晋太郎(みら)@ubereats (@yurumeru) 2021年6月2日
1個体でホメオスタシスが保たれるというより、その種で保つホメオスタシスがあるって感じかな?
— 永野晋太郎(みら)@ubereats (@yurumeru) 2021年6月2日
生物である限り、同調自体は常に起こっていると思うが、見かけだけみていてはわからない部分が多い。