天才施術家がいると、その天才やっていたことを体系化しようという流れが出てくる。野口晴哉後の体癖。ミルトンエリクソン後のNLPなどがそれにあたる。
情報を残すことは後に続くものの使命ともいえるし、やってることは正しいと思う。が、なんせ相手は天才だから、盗むといっても限度がある。
だから一部しか盗めなかったり、技術の根幹の部分は盗めない、ということが起こる。ミルトンエリクソンの治療の肝は非言語書き換えだが、そこに関してNLPが薄いように。
武術家や療法家の上下の伝達で、いつの時代もこういった自体が起きているのではないか?
合気の植芝盛平さん→塩田剛三さんといった事例もあるので、なんともいえないが、情報を残すのは本当に難しい。天才的な実力の持ち主も自分がなぜその実力を持つに至ったのか、わかっていない節がある。