オンラインアジール作りとヒーリング

認知科学や能力開発を使いつつ、内部表現書き換えやってます。

FW解説(5)〜不随意筋も動いているかの如く

 速読の熟練者になってくると、視野が広がって脳のバッファ(データの一時的な保存領域)を使用している度合いが増えます。「ピアニストの脳を科学する」では初心者のピアニストより熟練者は、楽譜上の多くの情報を一度の収集することができることが記されています。大枠では同じ現象と考えます。

 

いわゆるフォーカスしている部分以外も人間の脳は処理をしています。例えばゴルフクラブの「先端」だけを意識にあげているだけで、結果的には他の部分も見ています。我々の脳の処理する情報量は毎秒1100万bit程度超えるといわれています。ただ顕在意識上には40bit数ほどしか上がりません。

特に視覚の利用について語っているのは視覚野が特に処理できる情報量が多いからです。利用しない手はありません。

 

周辺視野を事例にあげましたが、ざっくりと

・FWでは、今、見ていない部分もバリバリ使うぞ!

と認識してください。

 

また人は身体の位置情報を視覚情報として捉えます(自分の腕が「どこ」にあるか、空間的にとらえます、)触覚と視覚はモーダルチャンネルを何度も行き来して、両方鍛えていくものと思ってください。